2015年は1月8日~1月11日までの4日間、首都「デリー」で最も大規模な総合展示会場「プラガティ・マイダン」で開催されました。
CEIFは、インド国内のカメラ関係企業だけでなく、日本を代表する世界的なカメラメーカー様や映像関係のメーカー様も多数参加されるイベントです。
カメラや映像のプロフェッショナル、業界関係の方々、そして一般のお客様が、年に一度開催されるCEIFのために、デリー近郊はもちろん、ムンバイ、チェンナイ、バンガロール、コルカタなどのインド全国から遠路はるばる来られます。
概要
CEIFとは、年に一度開催される
インド最大のフォトショーです。
レポート
弊社・大石電機(海外ブランド名「OISHI」)は、ドライボックス(今回の開催地インドでの商品名は
NINJ A DRY BOX)をメイン商品として、CEIF2015(開催地:インドの首都デリー、開催日:2015年
1月8~11日)に出展しました。
今回CEIFに初めて出展させていただきまして、まず私共が感じたのは、「インドのカメラ愛好家の皆様の商品への感想や意見はとても個性的で、一人一人がそれぞれ確固たる考えを持っていらっしゃる」ということです。
展示会場の現場では、私たちが予想していなかったご意見やご質問を沢山いただきました。その一例を挙げますと、「ドライボックスをバイクの後ろにロープで括り付けて運んでいるときに落としてしまっても大丈夫なのか」「川やプールに落として、水の中に沈んでしまったら、機材は濡れてしまわないのか」などです。また、「インドでは盗難の心配があるから、カラフルすぎて目立ちすぎるのはどうかね」というような、インドならではの率直なコメントも多数
いただきました。さらに、「色の種類がいっぱいあってとても綺麗なので、女性にも人気が出そうだね」「これは今までになかった商品だ!持っていると自慢できるし、絶対売れるよ」など、お褒めの言葉も沢山頂戴しました。日本からの出展という珍しさもあるかと思いますが、弊社ブースには数えきれないほどの業者様やプロカメラマンの方、一般のお客様がお越しくださり、開催期間中は常に大忙しでした。
それにしても、さすが人口10億人の経済発展が著しいインド最大のカメラフェアです。会場は凄い熱気で、大変な盛り上がりでした。外の気温は15~20℃くらいで過ごしやすく、こちらのページに画像を掲載させていただいておりますように、のどかな雰囲気の中で芝生に座ってアイスクリームやサンドイッチなどを食べている人もいました。その一方、会場の中は、午後の2~3時くらいで、気温30℃近くはあったと思います。正確な数は分かりませんが、1日数万人の方々が会場にいらっしゃったと推測されますので、暑さのすべての原因は人々が発散する熱気だったのかもしれません。来場者の90パーセント以上が男性の方で、やはりプロやマニアの方が多くおられました。
経済発展による個人消費の増加や新しい富裕層の出現などの効果を受けて、学生の方や女性のカメラ・映像ファンの皆様も今回のCEIFのようなショーに参加されるようになれば、これからのインドにおけるカメラ業界はさらに盛り上がるでしょう。日本のように男女・プロアマ関係なく、一眼レフカメラなどの上級機材を愛用するようになっていくのではないかと感じました。
カメラ雑誌
「SMART PHOTOGRAPHY」
インドで最もポピュラーなフォトマガジンです。カラフルな自然や動物、人々の画像が特長的で、ときには斬新で前衛的な画像もあり、カメラ愛好家に人気の雑誌です。
弊社のドライボックスが、SMART PHOTOGRAPHYの1月号に「これからの必需品としての湿度対策グッズ」として取り上げられました。